少し楽になるためのお守りリスト|つらいときに心を落ち着ける小さな習慣
つらいとき、人は驚くほど視野が狭くなります。
何をしたら楽になれるのかもわからなくなり、
「どうしたらいいのだろう」と立ち尽くしてしまうことがあります。
心が苦しいときに視野が狭くなるのは、
決しておかしなことではありません。
そんな状態については、こちらの記事でも書いています。
そんなときのために、
自分を落ち着けるための「お守りリスト」を持っておくと、少し助けになることがあります。
大切なのは、頑張らなくてもできること。
気合いや根性が必要なものではなく、
仕事の合間でもすぐできるもの。
心が疲れていても、なんとかできるくらい小さなもの。
そしてできれば、あとから疲れが残ったり、
自己嫌悪につながったりしないものがいいと思います。
夢中になって、
その間は嫌なことを忘れられても、
没頭しすぎて時間を溶かしたり、
現実に引き戻された時のギャップが大きいと、
返ってつらくなることもありました。
もちろん、
それで救われている内はいいのです。
でも、罪悪感を感じ始めたら、
違う方法を試してみるのもいいかもしれません。
例えば、こんなものがあります。
パニックや、つらい気持ちが強いとき
・目を閉じて、何も考えず、ただ深くゆっくり呼吸する。
・「大丈夫、大丈夫」と小さくつぶやきながら、愛しい子を寝かしつけるように、自分の胸を優しくたたく。
すぐに気持ちが晴れるわけではなくても、
「今ここ」に戻ってくる助けになることがあります。
逃げ場がないように感じるほど不安が強いときは、「まず落ち着くこと」が何より大切な場合もあります。
何となく憂鬱なとき
・通勤中、車窓から空を眺める。
・コーヒーをドリップする間、目を閉じて香りを楽しむ。
・お気に入りの音楽を聴く。
・休日は、寝たいだけ寝る。
・お気に入りの絵を見る。
ほんの少し、自分の感覚を「好き」や
「心地いい」に戻してあげるイメージです。
つらいとき、不思議と外の景色だけは、
少しだけ心を遠くへ連れ出してくれることがあります。
少し回復してきたとき
・豆苗を丁寧に収穫して、食事に添える。・部屋を暗くして、アロマの香りに包まれながらお風呂に入る。
・好きな小道を歩く。
・お気に入りの絵を見て、「行ってみたい」と思った場所へ出かける。あるいは、その計画を立ててみる。
少し元気が戻ってくると、
人は「ちゃんと生きよう」という感覚を取り戻していきます。
景色には、閉じかけた心を少し外へ向けてくれる力があるように感じます。
お守りリストは、
その時の自分の状況や気分に合わせて、
「今の自分でもできそうなこと」を選べるようにしておくといいのだと思います。
そして、「これをすると少し落ち着くな」
「少し回復できたな」と感じたものがあれば、
そのたびにリストへ追加していく。
そうして、自分だけのお守りを少しずつ増やしていくのです。
何も考えられないくらい疲れた日。
理由もなく苦しくなってしまう夜。
そんなときに、そのリストをそっと開く。
すると、
「今の自分でもできること」が、
一つくらい見つかるかもしれません。
それだけでも、
人は少しだけ、自分を見失わずにいられることがあります。



